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2026年1月5日

グループホームの入所条件と利用ガイド

地域で安心して暮らし続けたい——。

社会福祉法人さくら会のグループホームは、そうした思いをもつ障がいのある方に対して、「生活の場」と「支援の場」の両方を提供する施設です。

このページでは、社会福祉法人さくら会のグループホームの特徴や入所条件、利用までの流れ、費用の目安、医療連携など、申し込み前に知っておきたい情報を総まとめしています。これから入所を検討されているご本人やご家族にとって、判断しやすい内容にしています。

社会福祉法人さくら会のグループホームとは?特徴と概要

社会福祉法人さくら会は、障がいのある方が「自分らしく生活できること」を最も大切にしています。

支援者が何でも“してあげる”のではなく、その人の力を最大限に活かしながら、できることを少しずつ増やしていく支援を重視しています。

日々の生活の中で、自信を持って行動できるよう、必要な場面のみサポートを行う「自立支援の考え方」を中心においた取り組みが特徴です。また、利用者の意思決定を尊重し、本人が望む暮らしを実現できるよう、一緒に考えながら環境づくりを行っています。

ホームの種類と特徴

社会福祉法人さくら会では、障がい者総合支援法に基づくグループホームを運営しています。利用者が安心して地域で暮らし続けられるよう、生活スタイルや支援ニーズに合わせた複数のタイプのホームを整備しています。

生活全般をスタッフが支援する「介護サービス包括型」では、食事の提供やお薬の管理、身の回りのサポートなど、日常生活を総合的に支える体制が整っています。生活リズムを整えたい方や、見守りが必要な方にも安心して利用いただける環境です。

一方、比較的自立度の高い方向けの「外部サービス利用型」では、自分のペースを大切にしながら必要な部分だけ外部の訪問介護や通所サービスを利用する形になります。自分の生活を自分で組み立てたい方や、仕事・通所先が決まっていて生活の自由度を保ちたい方にも人気のスタイルです。

どちらのタイプも、利用者一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、無理なく安心して暮らせる支援体制を整えていることが大きな特徴です。

地域とのつながり

「地域とともに暮らす」ことを大切な理念として掲げています。地域の行事や清掃活動、季節ごとのイベントなどにも積極的に参加し、利用者が自然な形で地域の一員として関われるよう支援しています。また、近隣住民の方々とのあいさつや会話の機会も多く、利用者も日常の中で人との関わりや温かさを感じることができます。

入所できる方の主な条件(対象者)

社会福祉法人さくら会のグループホームでは、安心して地域生活を送るために必要な支援が受けられるよう、一定の条件を設けています。

これらの条件は「制限」ではなく、利用者本人が無理なく生活できる環境を整えるための目安として位置づけています。

入所を希望される方やご家族が不安を感じないよう、事前に丁寧な相談と説明を行い、生活スタイルや希望に合ったホームをご案内しています。

障がい区分の目安

知的障がい・精神障がいなど、日常生活に一定のサポートが必要な方が主な対象です。障がい支援区分(1~6)そのものが入所可否を決めるわけではなく、実際の生活能力や必要な支援内容、個別の特性を丁寧に見ながら総合的に判断します。

たとえば、区分が低くても生活リズムの調整に支援が必要な場合や、逆に区分が高くても落ち着いた生活ができる場合など、個々の状況に合わせた受け入れを行っています。重要なのは、その方がホームで安心して暮らせるかどうかであり、区分のみで判断しない柔軟な姿勢を大切にしています。

年齢・性別について

利用対象は原則として18歳以上の成人の方です。長期的な地域生活の基盤づくりを目的としているため、ライフステージに合わせた支援にも対応しています。

また、ホームによって男女別で生活環境が構成されている場合があるため、性別ごとに空き状況が異なることがあります。安心して生活できる環境を整えるためにも、事前の見学や相談を通じて、本人にとって居心地の良いホームを一緒に考えていきます。

共同生活ができるかどうか

グループホームは複数の利用者が一つの住宅で共同生活を行う場であり、最低限のコミュニケーションや生活マナーが必要になります。ただし、必ずしも社交的である必要はありません。人との関わりが苦手な方でも、自分のペースを保ちながら生活ができるよう、スタッフが間に入って環境調整を行います。

また、安心して暮らせるよう、入所前には生活面・性格面・ご本人の希望などを丁寧にアセスメントし、無理のない生活が成り立つかどうかを確認します。トラブルを未然に防ぐことも、利用者全体の安全と落ち着いた生活のために大切なプロセスです。

医療的ケアの必要性

医療的ケア(吸引・胃ろうなど)が必要な場合は、ホームの支援体制や医療との連携状況を踏まえ、受け入れ可能かどうかを個別に判断します。

近隣の医療機関と連携を取りながら、継続して治療やケアを受けられる体制が整っているかどうかが重要です。

通院が必要な方については、スタッフが付き添う場合もあり、安心して治療を続けられるよう支援します。また、服薬管理が必要な方には、スタッフがチェックを行いながら、生活の中で無理なく健康管理ができるようサポートします。

入所までの具体的な流れ

社会福祉法人さくら会のグループホームでは、安心して新しい生活を始められるよう、入所までの流れを丁寧に進めています。初めての方でも不安なく利用できるよう、各ステップで詳しい説明とサポートを行っています。以下は入所までの一般的な手順です。

①問い合わせ・見学

まずは施設へお問い合わせいただき、見学の日程を調整します。実際にホームの雰囲気や居室、共有スペースをご覧いただくことで、生活のイメージがより具体的になります。スタッフとの会話を通じて、気になる点や不安もその場で確認できます。ご家族の同行も可能です。

②相談支援専門員との連携

グループホームを利用するには、「サービス等利用計画案」の作成が必要になります。相談支援専門員が、利用者本人の生活状況や希望を整理し、どのような支援が必要かを一緒に考えてくれます。こざくら学園とも密に連携しながら進めるため、スムーズに手続きを進められます。

③面談・アセスメント

面談では、これまでの生活状況、健康状態、日常生活スキル、行動の特徴などを丁寧に確認します。本人が無理なく生活できるかどうかが最優先事項です。必要に応じてご家族にもご協力いただき、ホームでの生活が成立するかを総合的に判断します。

④入所判定・契約

施設で受け入れが可能と判断された場合、契約の手続きに進みます。料金の説明、生活ルール、必要な持ち物など、入所後に困らないよう事前に詳しく案内します。入所日についても本人の予定や状況に合わせて調整します。

⑤入居開始

いよいよ新しい生活のスタートです。入居直後は不安が大きくなりやすいため、スタッフが生活リズムづくりや環境への適応をしっかりサポートします。慣れてきたら、できることを少しずつ増やし、自立的な生活へ導いていきます。

グループホームでの1日の生活イメージ

利用者が「自分のペースで無理なく暮らせる」ことを大切にしています。

日々の生活は規則的に整えつつも、個性や特性を尊重した関わりを行っています。ここでは、一般的な1日の流れをご紹介します。

朝の流れ

朝は、スタッフの声かけや必要に応じたサポートを受けながら、ゆっくりと身支度を整えるところから始まります。朝食の準備や片付けなど、できる部分は本人主体で行い、難しい部分のみスタッフがフォローします。こうした積み重ねが「自分でできること」を増やすきっかけとなり、生活リズムの安定にもつながっています。

日中の活動

日中は多くの方が就労支援事業所や作業所、通所施設などに出かけます。仕事や訓練、活動の内容は一人ひとり異なり、自分の力を発揮できる場所で取り組んでいます。ホームを離れて活動することで生活にメリハリが生まれ、社会とのつながりを自然に持つことができます。体調やペースに合わせながら無理なく通所できるよう、必要があればスタッフが朝の送り出しや帰宅後のフォローも行います。

夕方〜夜の過ごし方

夕方には順番に帰宅し、スタッフと挨拶を交わしてから、ゆっくりと夕食の時間を迎えます。夕食づくりを利用者と一緒に行うホームもあり、料理や片付けを通して生活スキルを高める機会になっています。入浴や服薬管理などもスタッフが見守り、安心して一日を終えられるよう支援します。夜はテレビを見たり、談話したり、一人の時間を過ごしたりと、思い思いのペースでリラックスする時間になります。

休日の過ごし方

休日は、平日とは異なるゆったりとした時間が流れます。買い物に出かけたり、散歩をしたり、外食やレクリエーションを楽しむなど、本人の希望に応じた過ごし方ができます。家族と過ごす時間を優先する方もおり、それぞれのライフスタイルを大切にした柔軟な支援を行っています。ホーム内でも映画鑑賞や軽作業などの活動を取り入れることで、充実した休日になるよう工夫しています。

提供される支援内容とスタッフ体制

利用者が安心して日常生活を送れるよう、生活全般にわたる幅広い支援を行っています。

必要以上に手を出すのではなく、利用者の力を活かしながら「できることを増やす」ことを大切にしています。

スタッフは利用者のペースを尊重し、寄り添いながら生活を支える体制を整えています。

生活支援

食事づくり・掃除・洗濯・金銭管理など、生活に必要な動作を適切にサポートします。支援はただ“代わりにやる”のではなく、一緒に取り組みながらやり方を身につけられるよう工夫されています。繰り返し練習することで、少しずつ自信がつき、自立に向けたステップアップにつながります。

健康管理・服薬支援

毎日の服薬確認や、飲み忘れがないような声かけを行い、健康状態の維持をサポートします。通院の付き添いが必要な方にはスタッフが同行し、医療機関との連絡も適切に行います。日々の生活の中で体調の変化を早期に気づけるよう、観察や記録も丁寧に行っています。

夜間体制

夜間はスタッフが常駐または巡回し、急な体調不良やトラブルにも対応できる体制を整えています。不安が強い方には声かけや見守りを行い、安心して眠れる環境を提供します。夜間の安全確保は、利用者が安心して生活を続けられる大切な支えとなっています。

費用と利用料金の目安

グループホームの利用には、障がい福祉サービスにかかる利用料のほか、日常生活に必要な実費がかかります。社会福祉法人さくら会では、費用の仕組みが分かりづらいと感じる方のために、事前説明を丁寧に行い、無理のない範囲で利用できるようサポートしています。

基本料金

障がい福祉サービスの自己負担は原則1割です。
ただし、多くの方が「月額上限額(負担上限額)」により費用が軽減されます。

家賃・食費・光熱費

これらは実費負担となりますが、自治体の家賃補助(特定障害者特別給付費)が利用できる場合もあります。

その他費用

日用品、嗜好品、レクリエーション費などが必要に応じて発生します。

まとめ

社会福祉法人さくら会のグループホームは、入所条件や利用開始までの流れが明確に整理されており、初めて検討するご家族にとっても分かりやすい仕組みになっています。日常生活の支援、医療・健康管理、緊急時の対応、家族との連携など、生活を支える体制が整っているため、安心して暮らしを任せられる環境です。

また、入所後の生活イメージが持てるよう、ホームが担う支援の範囲や、ご家族にお願いする部分も丁寧に説明されている点も特徴です。本人の自立を尊重しながら、必要なサポートを過不足なく受けられるため、安心して新しい生活をスタートできます。

グループホームの利用を検討される際には、気になる点や不安なことを遠慮なく相談し、実際の見学やスタッフとの面談を通して、生活の様子を把握することが大切です。「こざくら学園」は、一人ひとりが自分らしく暮らせるよう寄り添う姿勢を大切にしており、利用者とご家族の安心につながるサポートを提供しています。

こざくら学園の運営内容は、生活介護(日中)、施設入所支援(夜間)を通じて24時間(入所施設)体制で、サービスを提供しています。
また、共同生活援助(グループホーム)の運営をしています。障害者支援施設をご検討の方は、こざくら学園までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせは ☎0959320870 ✉ info@kozakura.cc